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2006年 05月 29日
![]() 結果から書きましょう。 今日は板垣選手4番手、山本選手6番手でゴールです! クエスト周辺が雲底900程度の渋い条件の中、タスク発表。 クラス1女子 QUEST→北北西に20.8kmの「TURN33」→南東に34.7kmの「LIVOAK」→北に14.3km戻ってQUESTゴールの69.9km クラス5 QUEST→南に30.6kmの「T33DS」→51.3km北上して「TURN33」→南に20.8km戻ってQUESTゴールの102.7km 風は西の予報だったが、実際には北西。 クラス1女子はいきなり向かい風、しかも雲底1000以下という悪条件で苦戦を強いられる。スタートを切ることさえままならず、何度も降りてくる選手が続出する中、加味根選手は第1ターンポイントまで達し、この日の5番手という好成績をあげた。 クラス5では、ダヴィッド・ショメのように、この1本で逆転勝利を狙い、先頭を切ってどんどん勝負をかけるグループと、ロバート・ライジンガーやクリスチャン・チエクのように、2回目のスタートで出発して先行組との差を詰め、順位を守ろうというグループが現れた。 スタート時刻待ちの間にクエストの南側で比較的雲底が高くなり、1200~1400mまで上がったため、後発スタートが一見有利に見えたが、ここで運命の悪戯。第1ターンポイント付近に発生した雨雲が、先行組が通過した直後にコース上に移動してきたのだ。このため、第2ターンポイントに向かうコース上の十数kmにわたって雨が降り、一時的にサーマルが全滅して、後発組はまったくリフトのない空域を飛ぶ羽目になった。ライジンガーもクリスチャンもここで時間をロスし、日本チームの小林・境両選手もあえなく脱落。 一方、板垣・山本は先頭集団で順調にレースを進める。渋い条件には滅法強い日本勢、普段飛んでいる北関東の平地と同じ感覚で突き進む。 先行するのは、メダル圏内を狙って勝負に出たダヴィッド。飛ばしに飛ばして、常に先行する。「勝つためには、とにかく先行して飛ばしまくるしかなかった。」 板垣、これを追う。「渋い条件ではダヴィッドにも勝てる。前に出たことも何度かあったが、すぐ上の順位の選手との点差が開いていて、無理しても逆転はできない状況だったので、無用のリスクを犯さず、じっくりとついて行った。」 山本、性能的には劣るATOS-Vで、歯を食いしばってベースバーを引き込み、先頭集団に食らいつく。持ち前の我慢強さを発揮する時だ。 さすがにファイナルグライドでダヴィッドを抜くことはかなわなかったものの、板垣4位、山本6位でゴール! 前回、前々回と連続優勝したクリスチャンをも破る、歴史的勝利だ。 先にゴールして降りていたマンフレッド・ルーマーが近づいてきて、「今日はジャパニーズ・デイだな」と声をかけてきた。 ・・・ これにて競技終了、これから表彰式です。 # by littlewing-ktn | 2006-05-29 00:44
2006年 05月 27日
朝のチームリーダーミーティングに行くと、昨日の結果が加算されたスコア表を渡された。
タスクストップになったはずなので、日本チームは当然GPSを提出しなかったのだが、「ABS(不在)」扱いで0点に。 なんだこりゃ? 25日のタスクではGPS提出の必要なしと聞いていたので、昨日も当然提出しなかったのだが。 主催者いわく、「タスク開始から1時間以上過ぎてからタスクストップになったので、得点をつける。25日は開始から1時間以内にストップされたのでGPSを提出する必要もなく、得点も集計されなかった」とのこと。 セクション7に、そんなこと載ってたか? 審判員に聞いてみた。 すると・・・ 5月1日発表の新ルールで、タスクストップに関する規定が変更されていた! 「タスク開始からX分以上経過してからタスクストップになった場合は得点を集計する。X分の値はローカルルールで決める。」 出発直前にダウンロードして読んでおいたのは、古い規定だったらしい。 ルール改定が直前すぎだよ。 まあ、朝のうちにGPSを提出すればOKとのことなので、一安心。 油断大敵。 # by littlewing-ktn | 2006-05-27 23:06
2006年 05月 27日
相変わらずサンダーストーム予報が出ている中、タスク発表。
クラス1女子 QUEST→北北北西に133kmの「HORSE」(飛行場)ゴール クラス5 QUEST→同じく北北北西に147kmの「KEYSTONE」(やはり飛行場)ゴール 何せ150km近い直線タスク。 長丁場なので、回収隊もテイクオフを見届けると早々に出発。 13:11 クエストから10kmのスタートライン直下で、スタート時刻待ちの集団を発見。 ![]() 13:15 スタート! ![]() 続々とスタートを切る。 ![]() 道路上を追いかけて行くが、クラス5のスピードにはついて行けず、ジワジワと距離が離れていく。しばらく順調なようだったが、だんだんと怪しげな話が。 「ゴールまで70km、雨に打たれている」 またか? ほどなくして大会主催者から電話が入り、 「今日もタスクストップだ」 やれやれ。 おまけ 牛たちも姫には興味津々 ![]() あにきがあいさつに行くと、恐れて退散 ![]() # by littlewing-ktn | 2006-05-27 22:48
2006年 05月 26日
天気予報は、これから毎日サンダーストームが来ると言っている。
先日、予報官のデービス・ストラウブ(OZレポートの筆者)も、 「木曜日にサンダーストームが来る」と言っていたっけ。 それでも黙々と準備を進める選手達。 背景で育ちつつあるモノは・・・ ![]() タスク発表。 クラス1女子 QUEST→北北西に31kmの「BARON」という飛行場→QUESTゴールの62.2km クラス5 QUEST→北北西に52.8kmの「DALLAS」→QUESTゴールの105.6km タスクが決まったら、続々とテイクオフ ![]() この雲の彼方に、選手達は旅立って行った。 ![]() だいぶ気まずい雰囲気なんですけど・・・ ![]() クエストの北と西は怪しいが、南には手頃な積雲が浮かんでいる。 マツ「なんで南の平穏な空域を使わんのかなぁ?」 キタノ「そうだよねぇ」 なんて言ってたら、主催者から「クラス1女子、タスクストップ(中止)」のお達しが。 即座にマツ出動、あかりちゃんの回収に向かう。 さて、クラス5も中止するかも、と思って本部の近くで待っていたら、やはり「タスクストップ」の声がかかった。 DALLASに向かって発車!! しばらく走っていると、選手達から続々と電話連絡が入る。 降りた位置の座標を書き留め、GPSに入力して行き先を設定。 マツと手分けして、無事全員回収! なんでも、速い選手達は、コースから西に5kmほど離れた、激しく発達した雲に沿って突き進み、ほとんど回さずにターンポイントを取ったらしい(あとでSeeYouで見たら、滑空比80と出ていた)。しかし、周りは真っ暗だし、ターンポイントでは雨が降っているし、稲妻を見る選手も出てくるし、これはヤバいと思っていたところで、中止の報告を聞いたのだとか。 とにかく、明るいうちに帰着できて何より。 明日からも天気は怪しいけれど、1本でも多くタスクが成立するといいな。 ここから先、蛇足です。写真が撮れなかったのが残念なのですが・・・ みんな空腹だったので、帰り道で見つけた「TEPPAN-YAKI OSAKA」に突入。 中に入ると、店の雰囲気はどう見ても中国風。 店員も明らかに中国人。 と言うか、英語が完全に中国訛り。 大きな鉄板を10人分ほどの客席がコの字型に取り囲む、という配置が1セットで、これが数か所ある。料理人が目の前で料理をしてくれるという趣向らしい。 隣の席を見ていると、手にしたヘラで卵をポンポンとリフティングし、最後に割って、殻を放り投げて帽子(てっぺんがカゴになってる)でキャッチし、「ジャパニーズ・バスケットボール」とか言ってる。かなり笑える演出のようだ。 いよいよ我々のテーブルの番が来た。 この料理人、どこかで見たような? 板さん「この人、Tノヤンに似てる!」 一同大笑い(重ね重ね、写真がないのが残念)。 フロリダのTノヤン、こちらが全員日本人なのを見て、「ヤバイ」という表情。 明らかに緊張している。 まずは野菜炒め。 油をぶっかけ、「コカコーラ!」と言いながら調味料をぶっかける。 続いて「ジャパニーズ・バスケットボール」 しかし、緊張のせいか、殻を受け損なうという大失態。 気を取り直してご飯を炒め、「ジャパニーズ・フライドライス!」とか言ってる。 うーん、チャーハンは中国だろ。 皿を差し出すと、「サンキュー、サー」といいながらよそってくれる。 まあ、このチャーハンはなかなかの味。 続いて肉を炒める。 やはり油をぶっかけ、「コカコーラ!」と言いながら調味料をぶっかける。 日本料理はこんなに油を使わないでしょ。 料理人が何か言うたび、我々は大笑い&日本語でヤジとツッコミ。 「鉄板があるならお好み焼きをやれ」 「小麦粉を出せ」 「俺にやらせろ」 やりにくいだろうなぁ。 続いて「ジャパニーズ・ヌードル!」 焼きうどんなのかな。でも具がない。 どうせなら、最初の野菜炒めと一緒に出せば良いのに。 何にしても、すべて味付けが「コカコーラ!」なので、何を食っても同じ味。 一通り料理が終わったところで、料理人は鉄板をきれいに拭いてにこやかに挨拶。 みんなでワーワーと拍手しつつ、境さんは容赦なく、 「お ま え は ニ セ モ ノ だ」 と日本語で言い放つ。 意味を理解しない料理人、「アリガート」と言いつつ退散。 あー面白かった。 でも、こうしてアメリカ人は日々、誤った対日認識を身につけているんだろうなぁ・・・ # by littlewing-ktn | 2006-05-26 22:31
2006年 05月 24日
朝、チームリーダーミーティングのために宿を出たらクルマのガラスに水滴が・・・_| ̄|○
主催者も「今日は昨日よりも早く決断する」と言ってます。 ガンガン飛んでくれて、回収車も走り回ると疲れますが、飛べないともっと疲れます。 ・・・ 12:00 さらに1時間延期して、1時に決定するとのアナウンス。 クエスト上空を境に、南側は曇り、北側は晴れ。 うーん、できるかも? 13:00 競技をすることに決定。 クラス1女子 QUEST→FLYG(北北西方向の飛行場)の71.6km クラス5 QUEST→GREYST(同じく北北西方向の飛行場)の87.4km 時間がないのでドタバタと準備が進められる。 14:00 テイクオフ開始。 クエスト周辺は雨上がりのサーマルで荒れ気味。 トーイングに失敗して降りてくる選手もちらほら。 我らの板垣選手も、急に風が変わってワイヤーがたるみ、ウィークリンク(≒ヒューズ)が切れてやり直し。ここで追い風ランディングを強いられたため、腰と膝を痛めてしまう。それでも即座にやり直して飛び立ち、スタート待ちの集団を追う。そして怒濤の上げでわずか30分で追いつき、数分遅れでスタートを切る。 前半は、雲はあるが下層の上がりは渋く、スタート時刻との兼ね合いで、行くか戻るか難しい判断を迫られる。女子選手は特に、5kmExitの境界線付近が上がらないため厳しい状況となり、加味根選手も無念のランディング。カリー・キャッスルでさえ37kmしか飛べず、ロシアのナタリー・カムローヴァもミニマムを取れないなど、波乱の展開となった。 中盤は雲がなく、しかも西風(横風)が強いため、特に単独行になった選手は苦戦する。それでも、板垣、境、小林、山本の順にクラス5は全員ゴール! と思いきや、山本選手が、ゴール手前に降りていた選手につられて違う場所に降りてしまうという痛恨の失敗。明日こそは全員ゴールを決めましょう! (しかし、スコア表ではゴール扱いになっているようです。ラッキー?!) 大会本部に戻ってGPSを提出すると、もう9時過ぎ。 こんな時間に開いている店はファーストフードぐらいだが、できるだけ避けたい。中華料理屋、間に合うか?! 9時30分閉店の店に、9時20分に滑り込む。 たらふく食って、お代はC大の先輩M浦氏の寄付金で賄いました。 M浦さん、ありがとうございました。 # by littlewing-ktn | 2006-05-24 22:43
2006年 05月 23日
今朝も曇り空。
もう少しで詳しい気象情報が入るので、それを待って競技をするかしないかを決めるとか。 天気予報では雨雲が押し寄せてきているように見えたのですが・・・ ・・・・・ やはり2時まで待って中止。 スイフトの選手達が粋な計らいで一斉にテイクオフし、 編隊飛行を見せてくれました。 ![]() そしてやはり、主役はマンフレッド先生。 連続宙返りで観客の心をわしづかみ。 ![]() # by littlewing-ktn | 2006-05-23 23:03
2006年 05月 23日
朝4時起床、7時の便で帰国するモモセさんを空港に送る。
優秀なドライバーとして、ナビゲーターとして力を発揮し、朝食・昼食の準備をしてくれ、部屋をきれいにしてくれた名アシスタントが仕事に戻ってしまいました。残念です。 9時30分。チームリーダーミーティング。 空一面に雲が広がり、競技はできない雰囲気。 それでも主催者側は「午後には晴れて3000m上がる」と強気の予報。 タスクが組まれたものの、天気は好転せず、 「30分延期」 「さらに30分延期、ターンポイントを1個減らす」 「さらに30分延期、ターンポイントをさらに1個減らす」 「2時まで待機し、好転しなかったら中止」 ・・・2時になっても曇りっぱなしで、本日はキャンセルとなりました。 やれやれ。 ![]() すでにやる気なしの皆さん 宿に戻り、また板垣シェフの料理をたらふく食いました。 美味しいものを食べると元気が出ます。 「このメンバーで旅をしていて本当によかった」by Y選手 # by littlewing-ktn | 2006-05-23 22:48
2006年 05月 22日
暑い!
好天が続き、毎日競技ができています。 本日のタスク クラス1女子 Quest→北に52.2kmの「Dallas」→Questに戻る、104.4km クラス5 Quest→南南東に53.8kmの「T27544」→西北西に35.1kmの「FAMISH」→北北東に49.3kmの「TURN33」→南に20.8km戻ってQuestゴールの158.9km 前半はとても渋く、テイクオフ上空には800m以下で60機のガーグルができていました。 ![]() まともにスタートを切ることもかなわず、塊のまま第1ターンポイント付近まで進んだようです。第1ターンポイントを取るあたりから条件が好転し、2500m位まで上がって、高速レースになったようです。板垣選手はファイナルグライドで勝負をかけ、団子状態の群れを一気にブチ抜いてゴール。山本選手は最終ターンポイント付近で少々スタックしたものの、3本続けてゴール。小林選手は連日100kmの壁にぶち当たっています。境選手は初日が出ません。 そして今日は、加味根選手がやりました。 ゴールはならなかったものの、堂々82kmを飛びました。 集団に遅れず、しっかりと食いついて、良い飛びができたようです。 よっしゃ、明日はゴールだ! 期待してるよ!! 戦い終えて、明日のフライトに備えて繋留 ![]() 今日は夕日がきれいでした。 ![]() 夕食は板垣シェフによるステーキとパエリヤ、さらに韓国風肉野菜炒め。 ![]() ガッツリ肉食って、明日も元気に戦うぞ!! 狂牛病? どっからでもかかってこいやゴルァ!!! # by littlewing-ktn | 2006-05-22 22:50
2006年 05月 21日
タスクは
クラス1女子: QUESTから30km南下して「T33DS」→西に35kmの「CLINTON」→北に30kmの「 KOKEE」→東に30kmでQUESTに帰る127.6km クラス5: QUESTから南南西に32kmの「DSROK」→西に23kmの「CLINTON」→50km北上して「COLEMAN」→東に20km進んで「」TURN33」→20km南下してQUESTゴールの150.7km 風は弱く、サーマルも上々で、クエスト上空で大群が回っていました。 回収班としても、遠くに走るよりもむしろクエストで連絡を待った方が良いので、今日は少々余裕がありました。 クラス5は、前半好条件だったものの、第3レグの50kmが渋く、ここで苦戦した選手が多かったようです。気象条件に合わせて緩急付けて飛ばないと、ゴールはできません。 板垣選手と山本選手が今日もゴールを決めました。 小林選手は最後のターンポイントで力尽き無念のランディング。 境選手も途中でダウン、加味根選手もなかなか調子が出ません。 今日のこぼれ話。 「ドラゴンフライ」の設計者であり超一流のタグパイロットであるボビーが、 ガ ソ リ ン タ ン ク を 落 っ こ と し ま し た。 ハンググライダーを引き上げた後、タグは急旋回で高度を落として次のエアロトーに備えるのですが、ボビーはそこでいつもウィングオーバー等の激しい機動をしてみせるのです。今日はちょっとやりすぎたようで、何かの拍子にガソリンタンクを落としたようです。 背中の後ろにあるガソリンタンクが何故落ちるのか、不思議ではありますが。 ![]() いつもこんなことやってるから・・・ ![]() それにしても、これが何故落ちるのか・・・ # by littlewing-ktn | 2006-05-21 07:47
2006年 05月 20日
速報
たった今(21:50)クエストの大会本部に帰ってきました。 今日のタスクは、 クラス1女子が、南南東に109kmの「AVON PARK」という飛行場まで一直線。 クラス5も、南南東に205kmの「FRIDGE」(フロリダリッジ?)というハングエリアまで一直線。 またもや回収車泣かせなタスクです。 ![]() 気象条件は渋く、特にクエスト周辺で「上がり周期」と「タレ周期」があって、タレる時間に出た人は、何度も降りてはやり直しになっていました。あのカリーやコリーナでさえ降りていたのだから、相当難しい条件でした。 ![]() 今日も好調の板垣選手、ゴールを決めました。 山本選手も粘りのゴール。 小林選手は遅いスタートにもかかわらずがんばりを見せ、100km近く飛びました。 加味根選手と境選手は残念ながら距離を伸ばせず。 明日に期待しましょう。 # by littlewing-ktn | 2006-05-20 11:34
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